大学入試での英語外部検定試験の利用方法

一般入試での英語外部検定試験(以下、外検)の利用大学が、年々増加していることは既に別ページでまとめました。ここでは実際の入試で、外検がどのように利用されているかをまとめました。外検の利用方法は、主に次の4つの方法に分類されます。

入試での利用方法
得点換算

取得している級またはスコアに応じた得点に個別試験の英語の得点として換算する。試験免除も含みます。

例)「英検2級以上は個別試験の英語を80点に、準1級以上は100点に換算する」「英検2級以上取得の場合、個別試験の英語を免除する」など

出願資格

基準となる級またはスコアの取得を出願条件の必須とする。

例)「英検2級以上を出願要件とする」など

加 点

取得している級またはスコアに応じた得点を個別試験の英語の得点に加点する。

例)「英検2級以上は個別試験の英語の得点に20点、準1級以上は30点加算する」など

判定優遇
合否参考

基準となる級またはスコア以上を取得している場合、合否判定の参考または判定時に優遇する。

例)「英検準2級以上を取得している場合、合否判定時に優遇する」など

利用方法は「得点換算」が全体の6割以上

2019年度一般入試で外検を採用した大学の利用方法別割合を見てみます。最も多く採用されている利用方法は「得点換算」で、全体の6割以上を占めています。さらに、2019年度から外検を新規採用した主な大学の6割以上が「得点換算」で外検を利用しています。

2019年度一般入試での利用方法別採用率
得点換算 出願資格 加 点 判定優遇・合否参考
61.3% 23.4% 12.5% 2.8%

「得点換算」は利用できる級やスコアの範囲が広く、幅広いレベルの外検受験者が利用しやすい方法です。

上位の級や高スコアを持ていれば、そのレベルに応じて高い評価を得られ、上位の級や高スコアを持っていなくても、ある一定の得点に換算されるので、受験生にとって「得点換算」はメリットのある利用方法と言えます。また、大学側にとっても、幅広いレベルの受験生に受けてもらうことで志願者数を確保でき、英語能力の高い層から受験も期待できるというメリットがあります。受験生と大学の双方にとってメリットが大きいので「得点換算」が最も利用されている理由と言えます。

得点換算に次いで多いのは「出願資格」で、得点換算と出願資格の2つの利用方法で全体の8割以上を占めています。「出願資格」は一定の級やスコアに達すると利用できる反面、より上位の級やスコアを持っていても優遇されません。その意味で得点換算に比べて利用できる級やスコアの幅は限定されます。しかし、大学側としては一定の英語レベルに到達している層に志願者を絞り込められるので、学力担保の意味合いが他の利用方法より強いと言えます。その特性から「出願資格」が、推薦・AO入試で最も多く利用されています。

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